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    2012/04/08
    ダウンロード開始!
    2012/04/06
    アーティストプロフィール掲載
    2012/04/02
    試聴開始、アーティストを発表

2012.04.08 Released!!

物語のタイトルは「名前のない人」。

今回のコンピレーションのために書き下してもらった物語です。

物語の主人公はタイトルの通り、"名前がない"。

記号と数字で呼ばれる彼女の生活には理由があるのだった。

ー彼女が名前を取り戻すまでの、少し不思議な物語です。

今回のコンピレーションは、物語を書き下してもらって、その物語に絵をつけてもらって、その絵から音楽を作ってもらうという企画です。

今回もかなり素敵な作品にしていただけました。何はともあれDLしてみてください。

なまえのないひと

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名前のない人

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[scene1] イラストレーション ななこ

skm_0217 は裕福だった。しかし、多くの人は彼女を不幸だと思うだろう。

たしかに skm_0217 の人生を裕福と言うには少しばかり無理があった。名前はアルファベットと数字を組み合わせただけの味気ない羅列だったし、親戚とだってひとりも顔を思い浮かべられないくら いには疎遠だった。父親は彼女が幼いころに他界した。悲しくはなかった。父親との親子らしい思い出なんかひとつも憶えていなかったからだ。元から存在しないも同然だった。そんな彼女のいまは亡き父親の三回忌には親戚がまったく集まらなかったらしく、母親にその話を聞いたときは血の繋がりというものの薄さを知った。

体温を感じない名前と家族を失った悲しみ。幸せと呼ぶには大切なものが欠けていた。それでも彼 女が裕福と言えるのには理由があった。

それは skm_0217 が母親と暮らす町の待遇だった。
その町は、世間では失名者居住区域、通称「失名区」と呼ばれていた。
此処に暮らす者は、全員がskm_0217のようにアルファベットと数字を組み合わせた名前を持ち、 自身らが暮らす町のことも「町」と無機質に呼んだ。失名区は他の町とは異なり、この町だけでの生活が十分に可能だった。生きる上で必要な施設や機関は何もかもが揃っていた。失名区の隣りには八日市町という大きな駅のある町が栄えていたが、失名区の住民には関係のないことだった。

失名区には規則が存在する。
それは「町から出てはいけない」という規則だった。つまり隣り町に電車が通っていようがいまいが、町を出ないのだからどうでもよかったのだ。失名区には高級マンションが立ち並び、町の中心には映画館やスポーツジムを完備した大型のショッピングモールがある。生活には事欠かない。町内には小学校、中学校、高校、大学もあり、どの学校にも勉学のための最高の設備が用意されていた。

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[scene1] イラストレーション ななこ

マンションは本来ならば巨万を稼ぐ著名なアーティストや役者しか入居できないような高級なものだったが、失名区の住民は全員がそのマンションで暮らしていた。住民にはアーティストや役者はひと りもいない。skm_0217 も音楽が好きなだけの普通の女子高生だった。それでも失名区に限っては、とある四つの条件を飲めば一般家庭でも高級マンションで暮らすことが可能だったのだ。その条件と 「町から出てはいけない」という規則を守るのならば此処は楽園と言えた。

▶失名者居住区域居住条件その一
失名者居住区域へと居住する際は名前をアルファベットと数字の羅列に変更すること。

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[scene2] イラストレーション つのる

「私は生まれたときから町で暮らしてるのに」
skm_0217はクローゼットから溢れ出たたくさんの段ボールと思い出に囲まれ、ぽつりと呟いた。
彼女の部屋には北欧の空気を帯びた音楽が渦を巻くように流れ、窓から差し込むぼんやりとした光が、段ボールを動かす度にもわもわと舞うほこりを露にしていた。

年の瀬だからと自室の大掃除をしていた彼女が見つけたのは一枚の写真だった。
机の引き出しの奥に落っこちて、物を出し入れする度に何度も潰されたであろうその写真はアコーディオンのようにくしゃくしゃになっていた。写真のしわを伸ばすと白いスジがいくつも入っていて分かりにくく、亀裂が入ったようだった。
写真に写されていたのは幼稚園に通っていたころのskm_0217だった。隣りには同い年くらいの男の子が写っていて、ふたりはおにぎりを頬張りながら満面の笑みとピースサインを送っている。周囲には降り積もった雪が見えた。どうやら季節は冬らしい。鼻の頭も赤くなっていた。彼女は遠足のときの写真だろうと思い、それが幼い自身と言えども可愛らしくて顔がほころんだ。

しかし、とある違和感に気づくと、写真を見つめるその顔からはほころびが徐々に消えていった。
「これは誰......?」
skm_0217は写真に写る男の子を見ていた。
写真の中の幼い自分自身の隣りに座り、ころころとしたやさしい顔で微笑む男の子が、まるで友達同士を写したかのような写真であるのにもかかわらず、彼女には誰だか分からなかったのだ。
写真が写された場所にも心当たりがなく、失名区ではないように思われた。雪が積もっていて分かりにくいが、見たことのないアスレチックがおにぎりを頬張るふたりの後ろに見えていた。
屈託のない表情で微笑む男の子に胸が痛んだ。

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[scene2] イラストレーション つのる

skm_0217が最も動揺したのは幼い自身の胸元に光っていた名札だった。太陽の光なのかカメラのフラッシュなのかは分からないが、それは反射して星のように光っていた。彼女はこれまでの人生で名札というものを付ける必要がなかった。写真を持つ左手が震えていた。震える左手の甲を確認するように恐る恐る覗き込むと、そこには「skm_0217」と独特のフォントでシリアルナンバーが印字されていた。

これが名札を必要としない理由だった。
失名区で暮らす人たちは手の甲に自身のシリアルナンバーを印字しなくてはならないのだ。これは失名区で暮らすのならば生まれたばかりの赤ん坊でも守らなければならない決まり事のひとつだった。それなのに幼いskm_0217の手の甲には何も印字されておらず、ただの真っ白くてぷくぷくした小さな手だった。

skm_0217は混乱していた。
記憶にない遠足と顔を知らない男の子。
手の甲に印字されているはずのシリアルナンバー。
名札。
skm_0217の頭の中には信じたくはないひとつの可能性が渦巻いていた。
それは「私は町の外に住んでいたことがあるのではないか」ということだった。

▶失名者居住区域居住条件その二
区外の人間との関わりを断つこと。

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[scene2] イラストレーション 内田ユイ

skm_0217は写真を発見した日から立て続けに妙な夢を見ていた。
彼女は夢の中で写真の男の子と幼い自身が公園で追いかけっこしているのを遠巻きに眺めていた。ふたりはやっぱり友達のように仲良しで笑い声が絶えなかった。公園はふっくらとした真っ白な雪で覆われている。遊具に積もった雪はまだ泥に汚れることなくまっさらで、ふたりは雪玉を作り、投げては追っかけ、マフラーをなびかせながら白い息を吐いて走り回っていた。
ふたりは名前を呼び合っていたが、名前の部分だけが削ぎ取られたかのように聞き取ることができなかった。公園も季節感もにおいも、何もかもが鮮明に感じられるのに名前だけが不鮮明だった。
しかし、翌日。また翌日と日を追う毎に夢は鮮明になり、いつの間にか幼い自身が男の子の名前を呼ぶのが聞き取れるようになっていった。skm_0217は男の子のことをゆっくりと、確実に思い出していた。
男の子の名前は「そら」だった。

skm_0217がそらを知ったのは名前が最初だった。幼稚園で名簿を見たときにほとんどの園児の名前が漢字だった中で、そらだけがひらがなで「そら」と書かれていたのだ。当時の彼女は漢字で「空」とは書けなかったが、空はもちろん知っていたし、好きだった。
彼女はそらの名前が気に入り、顔も知らないのにその名前の響きだけで彼のことを好いてしまっていた。実際にそらに会うと、そらは名前と同じように清々しい男の子だった。skm_0217は時間を経たいまになり「これが名は体を成すということなのかも」と思った。

そらはskm_0217の初恋の男の子だったが、彼女はそれを忘れていた。なぜならありとあらゆる「名前」に関わる記憶が消されていたからだ。自身の名前も母親の名前も友人の名前も、好きな男の子の名前すらも。名前の第一印象でそらに好意を抱いた彼女はその好意もまとめて消し去られていた。

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[scene2] イラストレーション 内田ユイ

そらの名前を思い出したskm_0217は、そらとのふたりだけの秘密にしていた夢を見た。それはskm_0217が大好きだった雪の降る日にそらの大好きだった公園で、ふたりの相合い傘を書いた日の思い出だった。
彼女はそらとの会話を思い出した。
「降ったばかりの雪をぼくたちだけのものにしたいな」
「じゃあ誰も来ない日にまた来ようよ」
「それっていつかなあ......」
「一年の終わりの日ならみんな家の中にいるよ、きっと」
「そうかも!じゃあそのときにまた来ようよ」
skm_0217は嬉しそうにうなずき、そらは彼女の手をぎゅうっと握った。

▶失名者居住区域居住条件その三
以前の名前に関わる記憶を消すこと。

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[scene2] イラストレーション もうり ひとみ

skm_0217は大晦日の夜に失名区を抜け出した。
それぞれの家庭にはやわらかな団欒の明かりが灯り、家の中からはテレビを見て笑う家族の声や流行りのJ-POPが聴こえていた。失名区の生活音はskm_0217の耳を掠め、八日市町を目指してひたすら走る彼女の足の運びを少しばかり鈍らせた。
道中で後方から聞こえるサイレンの音に気がついた。振り返ると失名区のショッピングモールの屋上に立つ鉄塔のてっぺんが赤いライトをくるくると回し、しめやかに一年を終わらそうとしていた失名区をサーチライトが照らしていた。

八日市町駅に近づくと周囲は喧噪に満ちてきていた。skm_0217は走るスピードを緩め、駅へとなだれ込む人ごみの中に混じっていった。
たくさんの人でごった返す駅の中で券売機を見つけると、ポケットから例のくしゃくしゃになった写真を取り出した。写真の裏を見るとそこには「新伊小学校第九公園冬の遠足にて」と書かれていた。
券売機の上には蜘蛛の巣のように張り巡らされた路線図が広がっている。独立した町である失名区しか知らないskm_0217は、こんなにもたくさんの「町」が存在することが信じられなかった。
八日市町駅から七つ目の駅が、第九公園前駅だった。

skm_0217と同年代の学生にとってはこの程度の距離を電車で移動するのは日常のことだったが、彼女にはそれが小旅行のように感じられた。
手袋をしたままの慣れない手つきで切符を購入し、時間を確認すると発車の時刻が数分後に迫っていた。skm_0217は小走りでホームへと向かうと、電車は彼女が乗り込むのを待っていたかのようなタイミングで発車した。

skm_0217が乗り込んだ車両はがらがらで、彼女の他には四十代半ばぐらいの夫婦がいるだけだった。ドアの上の小さなディスプレイにはミュートされたコマーシャルやニュースが流れている。彼女は座席に座ってぐったりとしながらそれを見続けていた。

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[scene2] イラストレーション もうり ひとみ

退屈なニュースの繰り返しで眠気に誘われていたskm_0217が目を覚ましたのは、彼女の世界に唯一関係のある内容のものだった。そのニュースが流れたのは顔も知らないタレント同士が年の瀬に入籍したという最もくだらない報道のあとだった。
ディスプレイには「失名者居住区域の実験が間もなく終了」と表示されていた。

それからの数分でskm_0217は失名区の秘密を知った。
失名区とは名前を記号化した人間がどういった関係を営むのかを研究するための巨大な実験場だったのだ。居住者の記憶は実験の都合のために消され、人権を度外視した実験だからこその待遇と居住条件なのだった。
そして、彼女はそのいくつかの条件に自身も同意しているのだと理解した。
一緒に乗り込んでいた夫婦もそのニュースを見ていたらしく、話し声が聞こえてきた。
「あそこに住んでる人のこれからはどうなるんだろうな。人権を無視してるって昔から言われてたけど、いざ実験が終了となると改めて酷い話だ」
「それでも住みたい人が住んでるんでしょ。失名区でしか暮らせないとも言えるけど。住民の家族のほとんどに犯罪者がいるらしいじゃない。そういう人にとっては幸せなのよ。過去を忘れて住めたんだから」

skm_0217は夫婦の話を聞き、失名区へと引っ越したときのことを思い出していた。
友達や大好きな男の子とはなればなれになってしまうのを嫌がり、電車に乗せられる最後の最後まで泣きじゃくっていたことや、彼女を強引に電車へと乗せようとする母親自身の目からも涙が溢れていたことを。
「もう普通には暮らせないの......」
母親はそう言ってskm_0217の本当の名前を呼び、彼女の身体と名前を抱き寄せた。しかし、名前は相変わらず削り取られて聞き取れないままだった。

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[scene2] イラストレーション もうり ひとみ

思い出から目を醒ますと夫婦はすでに下車していて、電車が再び動き始めたところだった。

ディスプレイを見ると「次の駅は第九公園前駅」と表示されていた。

▶失名者居住区域居住条件その四
居住の条件に同意すると同時に、条件についての記憶を消さねばならない。

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[scene2] イラストレーション けーしん

到着すると駅前がすぐに第九公園だった。
第九公園前駅ではskm_0217だけではなく、別の車両から彼女と同年代くらいの青年がひとり下車した。此処で下車する人の大半は第九公園が目的だろう。何せ他には何もないのだ。その青年も足早に公園のほうへと向かっていった。駅を出ると雪がちらついていて、宙を漂うそれは季節はずれのタンポポの綿毛のようだった。
第九公園の入口には錆びたポールが並び、間にはたるんだチェーンが張られている。公園に立ち入ろうとする者を阻もうとしているようだったが、skm_0217はそれを無視して入っていった。
第九公園には小高い丘があり、その丘の上をゴール地点とするハイキングコースが作られていた。skm_0217が公園の入口から丘の上を見つめると、積み木で作られたような屋根のある休憩所を、白っぽい光が照らしているのが分かった。skm_0217はその休憩所が夢に出てきたものであり、かつて自身が遠足で訪れた場所だと直感し、歩き出した。

ハイキングコースの道中にはたくさんの遊び場があった。ぼろぼろになったネットと消えかけたラインが引かれたテニスコート。太いヒモにぶら下がって風を切るように滑ってゆくターザンロープ。面がローラーになっているとてつもなく長い滑り台。丸太で作られたぐらぐらと揺れる平均台。
それぞれのアスレチックの前に立ち止まるとそれらにまつわる思い出が蘇った。じいっと見つめると、夢の中で幼い自身とそらが遊んでいたような光景が、目の前でも繰り広げられているように感じられた。何かを見つける度に記憶が呼び起こされ、思い出したひとつひとつの出来事を丁寧に抱き、やがて彼女は丘の上へと辿り着いた。

丘の上には休憩所と自販機しかなかった。
休憩所には木で作られた正方形のテーブルとそれを囲むように二人がけの椅子が四方にひとつずつ配置されていた。長く使われているせいか、削れていたり欠けていたりと状態がよいとは言えない。テーブルと椅子の上には屋根があり、間近で見ても積み木のようだった。

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[scene2] イラストレーション けーしん

skm_0217は休憩所へと一歩一歩と近づき、近づけば近づくほどに脚が震えた。
休憩所に入ると頭上の屋根が邪魔で街灯の光が届いておらず、真っ暗で何も見えなかった。
skm_0217はポケットから携帯電話を取り出し、画面の明かりでテーブルをジグザグに照らしてゆく。表面を指で撫でるとざらざらとした傷がたくさんついているのが分かった。らくがきも多く、正体不明の生き物の絵やらくがきにしておくにはもったいない絵、彼女の目当てではない相合い傘もいくつか描かれており、小学生らしい拙い字で書かれたそのいくつもの名前はどれも微笑ましかった。

そして、skm_0217は発見した。テーブルの隅に描かれていたそれを。
右側には大好きだった男の子の名前。左側には女の子らしい懐かしい名前。
どちらもへたくそな字で書かれていた。
濃いめのブルーのマジックで書かれていたその相合い傘はテーブルの他の部位と同様に傷つき、字が下手なのと相まってさらに読みにくくなっていたが、それは確かにskm_0217の本当の名前だった。
skm_0217は自身の名前と対面して涙がぽろぽろと零れて止まらなかった。名前を思い出せたのが嬉しいし、名前を呼んでくれる人がいないのが悲しかった。
ただただ泣くしかなかった。

彼女が嗚咽し、休憩所で小さくうずくまっていると、泣き声を聞いてかひとりの青年がやってきた。
駅で見かけた青年だった。彼はskm_0217に近づき、買ったばかりの温かい缶コーヒーを彼女の顔の前で振った。中身がちゃぽちゃぽと揺れる音が聞こえ、skm_0217は顔を上げた。
「大丈夫かい?」

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[scene2] イラストレーション けーしん

彼の声は幼い子供をあやすようにやさしく、悲しみをなぐさめてくれる父親のようなぬくもりに満ちていた。
青年はskm_0217を椅子に座るように促し、彼はその隣りに座った。
缶コーヒーをちびちびと飲み、skm_0217が落ち着くのを見計らって彼はぽつりぽつりと話し始めた。

「ぼくは大晦日に雪が降るとこの公園に来るんだ。大好きな子との約束でね。誰も踏みしめていないまっさらな雪で遊ぼうっていう。その子は言ったんだ。一年の終わりの日ならきっと誰もいないよ、って。その子の言った通りだった。だから、こんな日に此処で人と会ったのは初めてなんだよ」
そう言って笑う彼の顔はいつか見た少年と同じようにころころとした笑顔だったが、どこか寂しげだった。
「あなた......名前は?」
skm_0217は鼻をずるずるとすすり、下を向いたままぼそりと尋ねると、彼は答えた。
「ぼくの名前はそら。ひらがなでそらだよ。君の名前は?」
その名前を聞くと彼女はゆっくりと顔を上げて、そらの顔をまじまじと見た。懐かしい面影を残す顔をじいっと見つめると、止まっていた涙がまた溢れ出し、頬を伝った。
「どうしたんだい......?大丈夫?」
何年も前に声変わりしたのであろうそらの声は、幼いときよりもずっと低い男らしい声になっていたが、その声に宿るやさしさは変わっていなかった。
「なんでもないの......あのね、私の......私の名前は......」
skm_0217は思い出したばかりの本当の名前をそらに告げた。

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end.

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

最後まで物語をしっかり呼んでくださった方に、ちょっとしたおまけを用意しております。

良かったら是非ダウンロードしてみてください!

おまけの中身は...|ω・)ちらっ

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